鼻の症状

鼻のことでお困りなことはありませんか?

このような症状でお困りな方はご相談ください

🔷鼻水がとまらない

🔷くしゃみがとまらない

🔷鼻が痛い

🔷鼻血がでる

🔷いびきをよくかく

鼻炎

急性鼻炎

急性鼻炎は鼻かぜといわれるものです。ウイルスや細菌感染が原因となり急激な経過をとるものを急性鼻炎といいます。鼻づまり、鼻水、くしゃみといった鼻症状が一般的です。多くの場合、かぜに伴って起こるため咽頭痛や咳、発熱、食欲不振、頭痛なども伴うことがあります。ひどくなると中耳炎や副鼻腔炎を起こします。

慢性鼻炎

慢性鼻炎とは、鼻粘膜の炎症が長期間持続している状態のことをいいます。 原因は多数ありますが、アレルギー性、加齢、妊娠、薬剤性、血管運動性、温度変化によるものなどが挙げられます。 副鼻腔炎や鼻中隔彎曲症、鼻ポリープ、鼻腔腫瘍を合併している場合もあり鼻腔ファイバーの検査を推奨します。

副鼻腔炎

急性副鼻腔炎

急性副鼻腔炎とは、副鼻腔という空洞に膿が溜まる病気です。

鼻の周囲の骨には4つの空洞(上顎洞、篩骨(しこつ)洞、前頭洞、蝶形骨洞)があり、これらは副鼻腔と呼ばれています。 これらの副鼻腔に、細菌やウイルス感染などによって起こる病気が急性副鼻腔炎と呼ばれています。

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)とは、副鼻腔の中のいくつかが慢性的な粘膜の炎症を起こしている状態のことをいいます。 一般的には感冒などの急性炎症から始まり、インフルエンザウイルスやその他の細菌の感染を繰り返すことによって慢性化することが多く、アレルギー性鼻炎からの移行もみられます。

その他症状

インフルエンザ

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが体内で増えて、熱やのどの痛みなどの症状を引き起こす感染症のことです。
ほとんどの方は、一度かかるとその原因となったウイルスに対して抵抗する力が高まります。そのため、従来から流行している季節性インフルエンザに対しては、多くの人が免疫を持っています。

ところが「新型インフルエンザ」は、その前年までは一度も流行したことがないもので、新しいウイルスが原因、もしくは従来のウイルスの遺伝子が突然変異することによって発生します。
季節性インフルエンザと大きく構造が異なるために、多くの人が免疫を持っていないために、感染が拡大して、多くの人の健康や経済に大きな影響を与えることにつながります。

鼻出血

鼻出血とはいわゆる鼻血のことです。

鼻出血の多くの場合は鼻の入り口から1~1.5cmくらいのところにある小鼻の内側のキーゼルバッハ部位からの出血です。キーゼルバッハ部位は鼻粘膜の血管が集まる場所にあたるため、血流が豊富で出血しやすいと考えられています。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは、花粉やハウスダスト(家の中の埃、ペットの毛、ダニの死骸など)などのアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)を吸い込むことで、鼻の粘膜でアレルギー反応が起こり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を起こす病気です。

「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」に分けられ、季節性アレルギー性鼻炎はいわゆる花粉症のことで、通年性アレルギー性鼻炎は、1年を通じて症状が続きます。くしゃみ、鼻水、鼻づまりという代表的な症状のほか、鼻がむずむずする、目のかゆみ、頭重感などの症状が現れます。

花粉症

花粉症とは花粉がアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)となり、眼のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻閉や、喉のかゆみ、咳や微熱などのさまざまなアレルギー症状を起こす病気です。

花粉症はさまざまな花粉で発症しますが、その代表的なものが春のスギ花粉症です。 スギ花粉症は日本固有のもので、現在日本人の約20%が患者さんであるともいわれています。

治療方法

ゾレア皮下注射

ゾレア皮下注射とはスギ花粉に対するIgE抗体と結合し、アレルギー反応を引き起こすヒスタミン、ロイコトリエン、サイトカインなどの産生・放出を抑えることで花粉症を改善させる新しい治療法で、非常に重いスギ花粉症の方が適応となります。

治療期間は2月から5月の花粉飛散時期となります。

舌下免疫療法

スギ花粉症やダニによるアレルギー性鼻炎の治療法のひとつに「舌下免疫療法」という治療法があります。

アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていくアレルゲン免疫療法という治療法です。

1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用します。

長期に渡り、正しい治療が行われるとアレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。

症状が完全に抑えることができない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。

レーザー治療

当院では、炭酸ガスレーザーを用いてアレルギー性鼻炎や花粉症の治療を行っております。
特にハウスダスト、真菌などによる通年性アレルギー鼻炎に有効とされています。
効果は個人差があり、1回の治療で2~3年効果の持続する場合もあれば、数ヶ月で元に戻る場合もあります。

スギ花粉症の方には、花粉飛散前にレーザー治療を行うと、症状が軽減されます。

※レーザー治療を受けていただくには、予約が必要ですのでご連絡いただけますようお願い致します。

診療時間

9:00~12:00
16:00~19:00

休診日:土曜午後、日曜、祝日